病気のこと

いよいよ入院生活スタート! ~1日目~

入院説明

本日入院。

9時半までに2階の入院受付で手続きを済ませると、病室に案内された。

私の病室は個室でトイレは付いていない。トイレが付くだけで料金は6000円アップする。

病室から出てすぐのところにトイレがあるため、トイレなしの個室を希望したのだが、数日後にはこの選択を後悔することになる。

テレビと冷蔵庫が付いていて、テレビカードを購入すれば使うことができたが、退院までの間一度も使うことはなかった。

病院内には無料Wi-Fiがあって、私はタブレットを持って行っていたから特に困ることはなかったしね。

病室に向かう前、自動販売機のコーナーを見付けた。

ドリンクだけでなく、お菓子やカップ麺まである。

ちょっと小腹が空いていた私は、

nico

お昼ごはん前に何か食べてもいいですか?

ナースステーションの看護師さん達は一瞬止まって顔を見合わせ、一斉に首を横に振った。

看護師

だめなんですよ。

朝ごはん食べれてないの?

nico

モリモリ食べました!

看護師

昼食まで我慢してくださいね。

そりゃそうだ。

明日手術なんだから、いいわけないよね。

入院前検査では説明を聞くことができなかった夫くん。

一緒に先生の話を聞きに診察室へ。

術後1週間はお腹から管が出たままで、シャワーはできないらしい。

それはいいんだけど、水が3日後、食事開始が1週間後には衝撃を受けた!

待ちに待った昼食

入院荷物を片付けるとしばらくして、夫くんは帰ってしまった。

コロナ禍の影響で、面会は一人だけ。

最初に特定の一人を決めて、医師からの許可をもらう。

許可証をもらい、面会の時には持参する。

退院の時まで、病室に来れるのはその一人だけ。

荷物の受け渡しのみ。15分間という決まりだった。

これからしばらく子ども達と会えないと思うと寂しさが溢れてくる。

12時頃、待ちに待った昼食が運ばれてきた。

手術前日なので、お粥ぐらいかなと期待はしていなかったが、鮭にかぼちゃの煮物に茶碗蒸しにと、大満足の内容だった。お粥は5分粥で、梅のチューブが付いてくる。

デザートのゼリーが私には甘過ぎたが、明日以降の絶食を思い、大事に大事にいただいた。

昼食が終わったころから、先生、薬剤師さん、看護師さんが入れ代わり立ち代わり。

手術に向けての準備や入院中のことについて説明に来てくれる。

下剤との闘い

15時から下剤が始まる。飲んで30分もすればお腹がグルグルいいだした。

なのに…シャワーの使用は16時までらしい。

そんなタイミングで夫くんからLINE

夫くん

娘ちゃんと電話できる?

nico

シャワーが16時までだし、戻ってからにしようか?

今からだとあまり話せないし。

戻ったのは結局16時15分。

電話したいけど、下剤が効いてて、シャワーも急いで出てきてトイレに駆け込んだ。

nico

またすぐにでもトイレに行く感じだから、電話は落ち着いてからにするよ。

17時になったら、また下剤飲むんだけどね

結局、電話開始は17時過ぎから。テレビ電話で子供たちの表情が見れるのは嬉しいけれど、下剤が効いてきて約20分間の電話で3回も席を外してしまった。

寂しい夕食

夕食の時間です。

2本…

看護師

あんまりおいしくないから、飲める?

無理しなくていいから。

って言いながら、看護師さんが持ってきてくれた。

飲みますとも!

テレビ電話が終わってトイレも落ち着いたころ、夫くんから子ども達の様子を知らせるLINEが届いた。

息子くんが、

息子くん

お母さん少しはあっちでゆっくりできてるかな~?

今はまだ初日だから耐えれるけど3週間とか居ないと寂しいな~

って言ってるらしい。

かわいいことを言ってくれるなあ。